オールスタンディング

待望のBerryz工房単独コンサートはすべてオールスタンディングの会場で行われるみたいですね。
たしかに安くで借りることができて、たくさんの客を入れることはできるのでしょう。
事務所は慈善事業をやっているわけではないから経営主義でいくのは当然のことと思えます。


しかし、今までのイベント等でオールスタンディングの会場を使ったときの状況を把握しておきながらこのような決定を下したというのはちょっと納得いかないですね。
オールスタンディングだとまず間違いなく客席は荒れますよね。
まぁこれがオールスタンディングの醍醐味だという見方もあるかもしれませんが結構危険だと思うんですよ。
客はみんながみんながたいが大きく、多少押されてもびくともしないような人ばかりではないです。
実際自分は背も低く、力も弱いですからね。。。
最近、小中学生からの支持も強くなってきているように思えます。
オールスタンディングではそのような人でも平等に楽しめるコンサートにはなりえないと思うんですよ。
特にBerryz工房と同年代の女の子などはなおさら大変だと思います。
下手するとけがをするので自分の身を守ることに精一杯で楽しむどころではなくなる可能性もありますし。
イベントのように比較的短い時間ですむならまだしも今回は長時間人にもまれることになり相当危険性が増すことは容易に想像できますよ。


こういった理由で今回見に行くのをあきらめた人も少なくないんじゃないでしょうか。
ファンが見に行きたくなるようなコンサートでなくてはどんどん客足が遠のき、結局損をすることにもなると思うんですけどね。
親子席を設置するにしてもとても数は少なく、間に合ってないですし。
まぁ実際どれぐらい差が出るか詳しいことは分かりませんが・・・。


あと、ステージ上のメンバーにもあまりいい影響は与えないのではないでしょうか。
客席のあちこちで押し合いが起きたりしていては不安や心配をあおることになるかと思います。
いくらプロとはいえまだ10歳と少しの女の子たちですから。


もちろんここはファン側にも問題あることでしょう。
みんなお金を払って見にきているのですから自分だけが楽しめればいいなどという考えで無茶なことは決してしないでほしいです。
それがきっかけで多くの人が不愉快な思いをすることになります。


見ている側も演じる側も気持ちのいいコンサートになるようそれぞれが考えなくてはならないでしょうね。